新米はなこママのブログ

2018年夏出産*ワーママの日記

出産しました!

お久しぶりぶりぶりの更新です。

 

無事、去年の8月に出産致しました!!

予定日より5日遅れての出産

 

一言で表すと、、

もう一生こんな想いしたくない!辛い!いやああぁあああああ

って感じでした。(一言じゃない...)

 

ただ辛かったからこそ、人生において大変貴重な経験をしたなあとも実感しています。

全世界の母親を尊敬しました。{動物含めてね

 

簡単にお産を振り返ります。

 

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◆妊婦検診からの入院1日目

ある日の早朝、なんだかいつもより多くの水っぽいおりもののようなものがでた。

完全におりものだろうと思って予定していた妊婦検診へGO。

いつもと違ったので助産師さんにみせ、一応破水していないか検査することに。

・・・検査の結果、なんと破水していた!

あとから聞くと、高位破水していたらしい。

※高位破水は普通の破水と違って、洋水がチロチロとでるので破水していることに気がつかない。

来ていた夫と驚き。

そのまま入院へ。(まさかと思っていたので陣痛バッグ持ってきてなかった)

私は医師が介入しない助産師さんだけの病棟で出産予定だったので、そこでもうすぐ生まれてくるのかなぁ〜♪なんて夫とうきうきしながら陣痛用の個室へ。

とにかく歩いたりバランスボールにのったりを行う。

定期的に助産師さんが赤ちゃんの心拍を確認にくる。

陣痛の波、全く来ず。

入院1日目、終了〜

 

◆拷問かと苦しんだ2日目

「今日の昼までに陣痛こなかったら病棟移動ね〜」

ハキハキした助産師さんが言う。

陣痛ヨ、コイ!と夫とふたりでとにかく動いたりする。

やはりこないので、助産師さんだけの病棟から医師が介入する総合病院の病棟へ移動することに。。

ここらへんから夫と私の精神状態は不安と焦りがでてきていた。

助産師さんだけの病棟と総合病院の病棟は雰囲気が違っていて、後者はザ・病院って感じで緊張感が増していた。。

到着するとなんか冷たく若い担当医と冷たい助産師にいろいろ説明され、同意書をかかされる。この辺から早くこの状況を終えたい気持ちでいっぱいに。。

そして陣痛促進剤を投与。

注射針をさすのが下手なこと!! 3、4回ぐらいやり直されてもう点滴嫌いになりました><

10:00頃促進剤を投与し、16:00くらいには陣痛の良い波がきていた。

陣痛の良い波、、とは、もう吐き気とどうしようもない体の内側からくるオエっ感。

伝わりづらいですね^^; とにかくここがふんばりどころということで、マタニティヨガで習得した呼吸法を実践!!

助産師さんに褒められる。

安産教室についてきてくれた夫は、そこで習得した「いきみ逃しの術」で腰を押してくれたりして本当に助かった。

このまま、いけ!いけ!と苦しみに耐えながらもがんばっていたが、

17:00になり。

 

「医師が帰ってしまい人数も減るので薬が使えるのは17:00までです」

 

ええええ!?!?

ここで終了? いい波きてるのに!?嘘でしょ

医師の現場も働き方改革かよ!こっちはもうあと一歩なんだよ!涙〜

 

とそのとき思いました。

看護師の方いわく、明日に体力を備えようということでした。

後から考えると、翌日のために体力温存を少しでもできたのはよかったと思います。

 

がしかし 陣痛促進剤をとめたからといって陣痛がおさまるわけもなく。

夜になりこれじゃ寝られないと看護師に訴えたところ、陣痛を抑える薬を打とうと提案される。

 

赤ちゃんにデテコイ!と言っておきながら、デテクルナ!とまた薬をつかうことになぜかものすごく罪悪感を抱いて、このとき辛かったなぁ。

赤ちゃんが外に向かってドンっドンっと頭突くのを感じてたから尚更...

 

ごめんねぇ、と思いながらも少しでも寝ることに努めた。

 

◆3日目ラストチャンスデイ〜なにがなんでも生まねばいけない〜

朝が来て、お腹の中にいる赤ちゃんはすっかりいつものように静かになっていた。

先生がきて内診を行う。

「子宮口7cmだねえ 痛くなかった?痛みに強いんだねぇ」

昨日頑張ったからここまで開いたんだよ、と看護師さんに励まされる。

1対1のときと、イケメンお医者様と一緒にいるときの看護師さん(女)の変貌ぶりにちと戸惑う私。

 

「今日、必ず生みましょうね〜」

 

内診したところお腹の中に羊水は全くない。赤ちゃんが苦しい状況にいることを説明された。

赤ちゃんの心拍が弱くなったらバタバタするかもと言われる。

うむ。いよいよなんだと気合いを入れる。

今日も朝から陣痛促進剤を投与する。昨日より濃度が高い。

昨日と同じくらいの時間16時くらいに陣痛のすごい波がきて、いよいよ分娩台へ。

なぜか私が分娩台にあがったとき、9人くらいの人が囲む。(お医者さんが3、4名、その他看護師)

あまりの多さに私のお産は一筋縄ではいかないんだろうと覚悟した。

そこにいたうちの1人から「吸引分娩もありえるからなぁ。」「私初めてですよ」

と聞こえた。ただ、初日の健診時から赤ちゃんの顔の向きが正常時の反対向き(お腹の方を向いている)らしくそれがよくなかったみたい。

多くの人に囲まれたからか?それまで順調だった陣痛が急にとまってしまった。。

悲しかった。し、これだけお医者さんが来ているのだからなんだか申し訳ない気持ちになった。

全員、一時解散。

担当の助産師さんに「もう一息頑張ろうか、いまのうち食べて体力つけといて」と言われる。

もうこのときは残された体力がなく、へとへとになっていた。

夫の肩に寄りかかり、はじめて「もうだめかも」と弱音を吐いてしまった。

やっぱり思いは口に出しちゃいかんなあと後から思う。

言った後くらいからとにかくこの状況から抜け出したい思いが強くなってしまった。

 

しばらくすると赤ちゃんの心拍が弱くなったときに鳴るエラー音が鳴り響く。

看護師が急いでお医者さんを呼び戻し、いろいろな体勢にさせられる。

が心拍戻らず、このままじゃやばいとなり なんと

緊急帝王切開をすることに...!!!

私としてはもうとにかく母子ともに生きていられればそれでいいーーーー

元気に生まれてきてくれーーーーーーと願うことしかできなかった

手術というものを初めて経験したが、本当に医療に携わる全ての人を尊敬した。

 

 全身麻酔も初めてだったし、術後の痛みに耐えることが大変だった。

 

目を覚ましたときは暗い部屋の中で、私の母と夫の話し声が聞こえた。

母の興奮した声が部屋に響いて、その響きで体に痛みが走った。

看護師さんが静かで落ち着いていた理由がわかった。

「声を抑えて」と言ようにも麻酔が切れていないから思うように動けず、

話そうと思ったらゆっっくり一言一言発するのが精一杯だった。

「し ず か に し て」

 

2人の会話から赤ちゃんが無事だったことを知る。

「よ か っ た」

次に、状況を飲み込めていない自分は自分の体を心配した。

「わ た し は だ い じょう ぶ な の?」

大丈夫。今は麻酔が切れてないから。 とのこと。

とにかくこの日から産後1ヶ月健診までは自分の体が元のように戻るのか、不安でいっぱいだった。

歩きはじめたのも術後3日目とかだったし。。

無事出産を終えたら終えたで、初めての赤ちゃんのお世話というのは想像以上にしんどくて、心も体ももつのかしら?というのが正直な感想だった。

 

たくさん書きたいことはあるけれど、一旦これで出産の報告とさせていただきます。